稽古の準備をしよう
こんにちは、すももです。
木曜に投稿したので、間を開けて投稿日を日曜日にずらしました。
さて、最近は後一カ月ほどで学校が始まってしまう・・・と考え、色々準備を始めています。
自分の研究したいテーマに関連する本を読んだり、対面授業があると踏まえて春服を買ったり。
果たして対面授業は行われるのか・・・。
そして授業と共に気になるのがサークル活動。こちらもどうなるのかは分かりませんが、準備をしなくてはいけません。
ところで、部員の皆さんは稽古の持ち物は揃ってますか。
今日はお稽古に必要な持ち物を紹介するので是非確認してください。
部員でない方も、お稽古や茶会の持ち物が分かる回となっていると思いますので、是非ご覧ください。
稽古に必要な道具は以下の写真の通りです。
1つずつ紹介していきます。
一つ目は袱紗挟みです。
こちらは後で紹介する持ち物たちを入れるためのものです。大きさはティッシュの箱より一回り小さいくらいです。
値段は2000円ほどだったはず・・・。
ちなみに、価格についてなのですが、茶道具はお稽古用から茶会用や高級なものまでかなり幅がありますので、そこは注意が必要です。価格はあくまで一例と思ってください。
二つ目は袱紗です。(写真右)(折り目の付き方が半端ない・・・)
これはお点前をするときに道具を清めるのに使用するものです。
男性は紫色、女性は赤(朱)色を使用します。
(すももは女性でした👩)
絹で出来ており、洗濯やアイロンは厳禁です。
お値段3000円ほどです。
三つ目は古袱紗です。(写真左)
こちらは(裏千家では)点てた抹茶を運ぶときや濃茶を飲むときに使用します。
実は最近、昔使っていた古袱紗を誤って処分するという事件が発生し、新しく買い換えました😥
古袱紗は一番安くて1000円切るくらいで購入できます。(写真のものは3000円くらいです。)
四つ目は扇子です。
こちらは茶室でご挨拶をするときに用います。
開いて使用することは無いです。
ちなみにこの扇子はよく見ると利休百首が書いてあります。
また、扇子は男性用と女性用で若干サイズが異なるので購入時にはご留意ください。
値段忘れましたがおそらく1500円くらいだったかと。
五つ目は菓子切です。(写真左、中央は菓子切ケース)
こちらはお菓子を頂く際に用いるものです。500円くらい。
そして六つ目が懐紙です。(写真左)
こちらもお菓子を頂く際にお皿のようにして使う紙です。
扇子同様、男女で大きさに差があります。
1束120円くらいです。
お稽古などに必要なものはこんな感じです!1万円弱で揃います。
袱紗挟み・古袱紗・扇子・菓子切は本当に様々なグレード、デザインがあるので、選ぶのがとても楽しいです😊
是非自分好みのセットを作ってください。
ただ、個人的には持ち物全体の色や柄をそろえた方が見た目が良いのかなって思います。
すももの道具は古袱紗を後で買ったこともあってバラつきが目立ちます。
(ちなみに袱紗挟みは牡丹などの花に唐草、古袱紗は牡丹に唐草、菓子切は桜です。)
また、懐紙も桜柄が印刷されているものなど、意外と種類が豊富で選ぶのが楽しいです。
購入の際は是非これを参考にしてください!
読んでくださりありがとうございます!
コメント・質問お待ちしています。
すもも
茶碗について知ろう②
こんにちは。すももです。
昨日3日はひな祭りでしたね🎎
すももはスーパーで桜餅を買って食べました。
(桜餅も色々あるけど、個人的には写真みたいな薄皮桜餅推し。桜餅も地域によって違うらしい・・・!?)
そういえば、皆様は桜餅についている葉を食べますか?
私は葉の繊維感があまり得意ではないので食べない派ですが、中には程よい塩気や葉の風味に魅了されて召し上がる方もいらっしゃるようですね!
面白いです。
さて今回は「茶碗について」第二弾です。
(前回分はこちら:茶碗について知ろう - 明治大学茶華道研究部ブログ (hatenablog.com))
今回は茶碗の産地などについて書いていこうと思います。
茶碗には様々な種類のものがありますが、大きく分けて日本で作られた和物茶碗と中国や朝鮮半島で作られた唐物茶碗や高麗茶碗に分類できます。
そして和物茶碗も楽焼とそれ以外のものに分類することが出来ます。
楽焼は長次郎という人が始まりで、手びねりで(ろくろを使用しないで)作られた茶碗です。重みというか、厚みがある茶碗です。
余談ですが茶碗を作るのは思っている以上に難しいです。かつて陶芸部に所属していたすももですが(なかなかレアな部活ですよね)、ろくろも手びねりも形成から素焼き、釉薬をかけてもう一度焼くという過程それぞれにかなりコツがいるんですよね。
時代的には喫茶の習慣がもたらされた時期(茶道の始まりの方)に唐物茶碗が日本にやってきて、茶の湯の発展とともに様々な茶碗が作られるようになったみたいです。
そしてここから種類別に詳しく見ていこうと思ったのですが、かつてないほどに大ボリュームになると思ったので、中身あんまりないですがここで終わりにします🙇♀️🙇♂️
自分も良く調べてから書きたいので・・・
とりあえず、茶碗にも種類があるんだ!という事を分かっていただけたら嬉しい次第です。
一緒に勉強していきましょう。
読んでくださりありがとうございます。
コメント・質問お待ちしています。
すもも
和菓子レポ⑩ 茜庵「ひな遊び」後半
こんにちは、すももです。
今回は前回に引き続き茜庵「ひな遊び」を紹介します。
後編となる今回は、ひな祭りと言えば!なお菓子たちの登場です。
(前回分はこちら:和菓子レポ⑩ 茜庵「ひな遊び」前半 - 明治大学茶華道研究部ブログ (hatenablog.com))
はてなブログの今週のお題「雛祭り」らしいので、ちょうど良い感じがします。
それでは参ります。
まず一つ目は「ひなあられ」です。
カラフルでお米の甘さがしっかり感じられるあられです。
結構しっかりとした食感だったので、食べ応えがあります。
二点目が「ひしのもち」です。
写真だと見えづらいのですが右端に金箔が乗っていて華やかな感じです。
これは開けたらそのまま食べられるタイプのお餅で、きな粉が付属していました。
つきたてのお餅に負けず劣らずなもちもち食感と、きめ細かくて優しい甘さのきな粉がとても美味しかったです😊
「ひな遊び」に入っているお菓子は、全体を通して可愛らしい色や様々な味、食感が楽しめるので、個人的におすすめです!
ひな祭りまでの期間限定発売らしいので、気になった方は是非チェックしてみてください!
読んでくださりありがとうございます!
コメント・質問お待ちしています。
すもも
参考ホームページ:菓游 茜庵 オンラインショップ
和菓子レポ⑩ 茜庵「ひな遊び」前半
こんにちは、すももです。
二月ももうすぐ終わりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
すももは少し前に英検1級に落ち😥、また先日受けたTOEICの点数が前回とほぼ同じスコアだったことにショックを受けたので、英語学習に励んでおります。
あと、以前アラビア語の授業を取っていたのですが、アラビア語熱がまた出てきたので久しぶりに勉強しようかなと思っている所です。
語学はしっかりやると良いってゼミの先生が言っていたので、頑張ります。
さて、今回は恒例和菓子レポ!茜庵「ひな遊び」を紹介しようと思います。
こちらは、ひな祭りにちなんだ和菓子のセットなのですが、中身が盛りだくさんだったので前半・後半に分けて紹介したいと思います!
今回は前半戦という事で、茜庵さんの特徴的な和菓子をご紹介したいと思います。
一つ目は「丸わさんぼん」です。
丸くて可愛らしいフォルムで、味は優しい甘さを感じます。
すぐに口の中で溶けて、後味も良いのでかなり食べやすいな、と思いました。
和三盆も材料はシンプルなのにお店によって全然違うので、奥が深いですね。
二つ目は「遊山」です。
こちらはふわふわでしっとりした生地に餡が挟まっているお菓子です。(写真はすだち味)
ケーキスポンジのような食感とすだちの爽やかな味がしてとても美味しいです😊
このセットには他に山桃味が入っています。
三つ目は「ゆうたま」です。
こちらも丸くてカラフルなお菓子です。
寒天のお菓子で、外側が砂糖でコーティングされています。(写真は梅味)
色はしっかりついていますが、味はくどくなく、程よい甘さと果実の風味が感じられます。
この他にもすだち味、柚子味、山桃味、ゆこう味のものが入っています。
個人的にゆこう味がおすすめです。
(ゆこうは徳島県で取れる柑橘らしいです。「幻の果実」とも言われているとか・・・全国展開してくれ・・・)
ちなみに、「茜庵」という名前は今日庵の方から頂いたそうです。
素敵な名前ですよね!
今回はここまでです。
次回はひな祭りと言えば!なお菓子をご紹介しますのでお楽しみに・・・!
読んでくださりありがとうございます!
コメント・質問お待ちしています。
すもも
参考ホームページ:菓游 茜庵 オンラインショップ (akanean-shop.com)
和菓子レポ⑨ 菓匠清閑院「桜花舞ふ」
こんにちは、すももです。
今回は恒例和菓子レポをしたいと思います。
今回紹介するのは菓匠清閑院「桜花舞ふ」です!
(見た目が映えすぎる)
ビジュアルがお菓子の名前の通り美しい桜の花のようになっています。
そういえば、個人的に和泉キャンパスの桜の木が好きです。
特段美しい!とかではないのですが、春にあの桜を見ると心が躍る気がします。
ちなみに一枚目の写真は花びらを綺麗に見せるために箱から取りだして撮影したのですが、包装も上品でかわいいです。
(写真は五個入りのパッケージです。)
中身なのですが、桜色の餡(桃味)にグリーンピーチという若い桃が入ったものになっています。
写真で感じるかもしれないのですが、かなり水分量が多くてみずみずしい感じでした。
そして何より桃の風味がとても良いです😊
また、グリーンピーチというものを初めて食べたのですが、見た目のわりに苦みが無く、あっさりしていて少しさっくりとした食感が面白かったです。
パッケージも可愛く、優しい桃の味が感じられて美味しいお菓子なので、プレゼントにするのもいいかもしれません。
(もちろん自分へのご褒美にも!!!)
皆さんも是非試してみてください。
読んでくださりありがとうございます!
コメント・質問お待ちしています。
すもも
参考ホームページ:菓匠 清閑院 -季節の餡を和菓子に- (seikanin.jp)
二月の季語
こんにちは。すももです。
早いもので二月も中旬になり、温かい日も多くなった感じがします。
いよいよ春ですね🌸
すももは軽度の花粉症持ちなので花粉だけはちょっと嫌ですが、それ以外は温かくて綺麗な花が咲くので春は好きな季節です。
さて、今回は二月の季語(茶杓の銘として使用できるもの)についていくつか紹介したいと思います。
今回も音の響きが個人的に刺さる季語を5つほどピックアップしました。
それではいきます
二月の季語
・貝寄風(かいよせ) 旧暦2月中旬ごろに吹く風のこと
・東風(こち) 東から吹く春の風
・薄氷(はくひょう/うすらい) 薄く張った氷のこと
・一陽来復(いちようらいふく) 冬から春になること
あと、二月と言えば梅の花を想像される方も多いと思うのですが、梅の花の異名が沢山あるみたいです。
例:花の兄、春告草など
冬から春の移り変わりがよく反映されたものが多いのかな、と思いました。
新年のお祝いムードのある言葉とは違った雰囲気をまとっているのが素敵ですね。
これ以外にも面白いものがあると思うので、皆さんも是非調べてみてください!
読んでくださりありがとうございます。
すもも
虎屋文庫
こんにちは、すももです。
明日はバレンタインですね💓皆様はどんな思い出をお持ちでしょうか。
個人的な思い出をお話しすると、すももは子供時代ずっとパティシエになりたかったので、バレンタインは幼いながら本気で取り組んでいました。
ボンボンショコラのデザインを考えたり、とても手間が掛かるケーキを一生懸命作っていた記憶があります。
(昔の自分は健気だな・・・)
製菓の専門学校も本気で調べたくらいパティシエになりたかったのですが、今なぜか明治大学にいます。人生分からないものですね。
でも、今でもお菓子は作るのも食べるのも大好きです。
さて、今回はお菓子に関連して、こちらのサイトをご紹介しようと思います。
菓子資料室 虎屋文庫 | 株式会社 虎屋 (toraya-group.co.jp)
こちらは、とらやさんが運営している和菓子の歴史を知れるものになっています。
特に面白いのが、歴史上の人物と和菓子の関係性についてのコラムです。
葛飾北斎や三島由紀夫など、様々な人物と和菓子の関連エピソードを読むことが出来るので興味深いです。
他にも、資料展示のお知らせなどの情報を知ることが出来ます。
直接茶道に関係することではありませんが、和菓子について深く知るのもまた一興かな、と個人的には思いますので、是非皆様も読んでみてください!
読んでくださりありがとうございます!
コメント・質問お待ちしています。
すもも
皆さん是非読んでみてください!