明治大学茶華道研究部ブログ

明治大学茶華道研究部現役部員がゆるく語ります

利休百首

こんにちは!すももです。

 

今回は利休百首についてお話していこうかなと思います。

 

「利休百首」は簡単に言うと千利休の教えを和歌形式にまとめたものです。

千利休が直々にまとめたものではなく、後世に編集されたものと言われています。

また、「百首」とありますが、現在は合計で百二首あります。

 

 

明治大学茶華道研究部では、稽古後の車座(輪になって座って反省などを述べる時間)の際に、稽古の反省とともに一人一首暗唱しています。

 

また、夏合宿の最終稽古日にも一人一首(上級生は夏合宿に限り数首)暗唱をするのですが、他人と被ってはいけないというルールが追加されます。

(要するに合宿中に沢山覚えてね、ということです)

 

去年の夏合宿、すももはかなり後半に発表しなければならなかったのですが、持ち歌をことごとく奪われてしまい、暗唱できず、見事にペナルティを科せられました🤣

 

あれは恥ずかしかったですね。正直次の夏合宿もペナルティ確実な気がします・・・

真面目に覚えましょう。

 

稽古に臨む際の心得や道具の扱いなど様々に言及されているので、とても興味深いですし、勉強になります。

 

 

ここで、いくつか紹介したいと思います!

※括弧内は大まかな意味を示しています

 

 

その道に 入らんと思ふ 心こそ わが身ながらの 師匠なりけれ

(茶道を習おうとする心が師匠となって導いてくれる)

ならひつつ 見てこそ習へ 習はずに よしあしいふは 愚かなりけり

(何もやらずに良し悪しだけ言うのは愚かである)

稽古とは 一より習ひ 十をしり 十よりかへる もとのその一

(稽古とは十を知ったからと言って十分ではなく、再び一に戻って繰り返すことで身になるのだ)

 

などなどです。

 

まずは覚えやすいものから覚えていくと良いと思います!

図書館で本を借りたり、インターネットで色々調べてみるとより理解が深まると思うので、是非調べてみてください!!

 

 

読んでくださりありがとうございます!

コメント・質問お待ちしています。

 

 

すもも

 

参考URL::利休百首 (読み・意味・現代語訳・解説) アプリ: - 【茶道具・古美術】 石橋静友堂 - 石橋晩翠居 :茶道道具店 (bansui.jp)